白老町大町3の大町小町広場で28日、焼き肉を楽しむ家族向けイベント「大町小町ベコまつり2023春」が開かれた。小雨が降る中、延べ約200人が訪れ、牛肉の味に舌鼓を打った。
40代の町民有志約10人でつくる実行委員会(前田弘幹実行委員長)と白老食肉組合の共催。
メインのビアガーデンでは、家族連れなどが炭を使ったこんろと金網で肉や野菜を次々と焼き、おいしそうに頬張った。ホットドッグや焼き鳥、クレープなどの露店も並び、江別市出身のシンガー武田英祐一さんらのライブステージも行われた。午後4時半からは、餅まきがスタート。ゴンドラ付きのクレーンを空高く伸ばし、関係者が餅約600個をばらまいて会場を盛り上げた。
前田実行委員長は「雨にもかかわらず多くの方に楽しんでいただいた」と喜び、「会場周辺の飲食店も休みだった店を開け、来場者の受け入れに協力してくれた」と感謝する。
大町小町広場は、町道大町5号通りと同1番通りの交差点そばにある約800平方メートルの空き地。まつりは「大町に小さな町をつくる」をコンセプトに、昨夏初めて開催された。