苫小牧市は、5月の生活必需品価格動向調査の結果をまとめた。物価高の傾向は続き、調査対象全65品目のうち7割以上が前年同月比で値上がりした。
野菜類は全15品目のうち10品目が前年同月より高かった。天候不順で収穫量が少なかった葉物は前月に比べ値上がりが顕著。魚介類は依然として漁獲量が少なく、全12品目中9品目が前年同月の平均価格を上回った。
高病原性鳥インフルエンザウイルス流行に伴う品不足が続く鶏卵(M玉もしくは無記載の10個入り)は前月より40円30銭、前年より80円50銭も値上がりした。ただし本来は9店を調べるところ、卵不足で2店の平均価格しか算出できなかった。
燃料は高止まりし、家庭用灯油(1リットル)は111円48銭、プロパンガス(5m3)は6538円60銭、ガソリン(フルサービス、1リットル)は167円29銭となった。
◇
紙面で市の調査品目の一部を掲載しています。全品目については市民生活課のホームページをご覧ください。また、消費生活担当が毎月発行している「くらしのニュース」にも一部掲載しており、市内の食料品店や公共施設でご覧いただけます。(市民生活課)