安平町追分地区で27日、地域住民で一斉に取り組む花いっぱい運動が行われた。町内会や老人クラブ、商工会のメンバーらが市街地や公園、住宅街に設置している花壇やプランターを色鮮やかな花で彩った。
まちなかを花でいっぱいにしようと、旧追分町時代の1979(昭和54)年から継続する活動。町追分地区花いっぱい運動実行委員会が毎年5月に主催している。
このうち第2町内会では15人ほどが参加。マリーゴールドやサルビアの花苗340株をJR追分駅前の道道沿いなどに植えた。高田潔会長は「車の通りが多いので、各店舗でもいろんな花を植えている。特にこの周辺の方々は一生懸命手入れしてくれています」と目を細めた。
同実行委によると、今年度は追分地区の25カ所に約6000株の花苗を植える計画。町追分地区町内会連合会の真保立至会長は「住民やここを通る人たちに花を見てもらい、笑顔で生活してもらえたら」と話していた。