白老町青少年育成町民の会(山田和子会長)は26日、町コミュニティセンターで定期総会を開き、第30回青少年育成大会の開催(11月18日)など2023年度事業計画を承認した。山田会長はあいさつで、「子どもの笑顔あふれる地域社会を築いていくために私たち大人が何ができるのかを学び合い、人と人とのつながりを一層強めて活動の輪を広げていきたい」と呼び掛けた。
議事では22年度事業と決算を承認。23年度事業計画を審議し、「地域の子どもは地域で守り育てる」との基本理念に基づき、▽優良勤労青少年や育成指導者の表彰と顕彰▽少年の主張発表会の実施▽青少年育成大会での講演▽町内各地域の地区育成会が主催する事業への支援―などを決めた。
同会は3月、児童が放課後に多数で遊べるスポーツや体験活動の環境づくりを求めて町に要望書を提出した経緯があり、来賓の大塩英男町長は「子どもたちなしに町の将来はない。地域ぐるみで子どもたちを育成していくために、要望を実現できるよう取り組みを進めたい」と述べた。