1級造園施工管理技士の資格を持つ白老町竹浦の村上博之さん(81)の自宅で、エゾヤマツツジやレンゲツツジが見頃を迎えている。大きく鮮やかな赤やピンクの花が道行く人らの目を楽しませている。
村上さんの自宅は、かつて林業を営み、丸太の置き場などがあったことから約660平方メートルの庭が広がる。現在はツツジ約120本、オンコ(イチイ)約100本が植栽されている。村上さんは半世紀ほど前から自宅の造園を趣味にしており、敷地内には自ら重機で運び込んだ5トンの岩などを使った二つの池も整備されている。
今年のツツジは25日ごろから見頃となり、6月上旬まで楽しめそうだ。村上さんは「きれいなツツジを見て心を癒やして」と話している。庭には他にも、さまざまな木や草花が植えられており、6月以降はドウダンツツジやアジサイなども咲くという。