厚真町議会新庁舎周辺等整備調査検討特別委員会(吉岡茂樹委員長)は22日、改選後初の委員会を開き、2023年度の事業スケジュールなどを確認した。
町によると、役場新庁舎は25年度施工、26年度中の供用開始を予定し、文化交流施設は27年度供用を目指している。
役場新庁舎の建設と消防庁舎を含む周辺等整備についてまとめた基本構想・基本計画は、同委員会をはじめ住民説明会、パブリックコメント(意見公募)を経て3月末までに策定を完了。今年度は基本設計を担当する委託業者を6、7月の期間で選定し、契約後、設計に取り掛かる。
住民有志でつくる団体から要望があった現庁舎の存続については、耐震診断の結果などを踏まえながら「協議を重ね、方向性を検討する」と慎重な姿勢を示している。