白老町の社台生活館で21日、コミュニティナースの健康相談や音楽ライブなどのイベント「ミナパ祭」が開催され、町民ら延べ約100人が訪れた。町社台のNPO法人ウテカンパ(田村直美代表)が多文化共生をテーマに主催し、ベリーダンスやフォルクローレ、津軽三味線、バンド演奏、イヨマンテリムセなどのステージを楽しんだ。
町内で活動しているコミュニティナースのグループ「町のよりそいナースらっこ」が血圧測定などの健康チェックに応じる「町の保健室」や、手作り雑貨販売、手話体験のブースも設けられた。
ミナパ祭は同法人の活動拠点のカフェ「ミナパチセ」の開店記念日に合わせて開催し、通算5回目。田村代表は「今後も、誰もが楽しめる場づくりを続けていきたい」と話している。