白老町商工会は17日、2023年度通常総代会をしらおい経済センターで開いた。コロナ禍で影響を受ける中小・小規模事業者への支援継続などを盛り込んだ事業計画を決めたほか、欠員に伴う理事の補充で青年部長の大塚雄裕氏を新任した。
会員や来賓ら約50人が出席。熊谷威二会長は「コロナ禍で倒産した企業は白老に1件もない。物価高騰で厳しい経営が求められるがぜひとも商工会を活用して」と呼び掛けた。また、コロナ禍で縮小や中止が続いた白老牛肉まつりについて「道内を代表するイベントの一つ。実施に向けて検討し、町民ぐるみで再開の機運を盛り上げたい」と述べた。
事業計画は▽商工会運営▽経営改善普及事業▽地域振興事業を柱に、会社支援の強化や災害発生に備えた事業継続計画(BCP)の策定支援などを示した。