白老町竹浦116の国道36号線沿いに20日、海鮮レストラン「光る海」が開店する。太平洋が一望できるカウンターがあり、海鮮丼や生け作りなどが楽しめるという。店長の三浦晃さん(55)は「魚介類の調理スピードや味には自信がある。多くの方に来てもらいたい」と話している。
三浦さんは登別市出身。町内の観光レストランで35年間勤務してきたが、昨年7月に独立を決意。日本政策金融公庫の創業支援を受け、開業場所を探していたところ、炭焼きレストラン「北のランプ亭」の隣に店舗を見つけた。今年2月から内外装の工事に着手し、知人らの手を借りながら開店にこぎ着けた。
三浦さんは投げ釣りが趣味で、動画投稿サイト「ユーチューブ」で「釣り名人AKIRAチャンネル」を展開。登録者約2000人に定期的に情報を発信している。店の名前は、釣りをしながら白老の海から昇る朝日を見て「光る海」にしよう―と決めた。
メニューには、海鮮丼やマグロ丼、サーモン丼、天丼などの丼もののほか、ホタテ、ホッキ、カキなどの貝類や毛ガニを使った生け作りも並べる考え。営業時間はランチ帯の午前11時~午後3時としているが、「ゆくゆくはディナーも手掛けたい」と意欲を見せる。
団体(10人以上)は前日までに要予約。問い合わせは同店 電話0144(87)6010。対応は午前11時~午後5時。火曜日休み。