アイスホッケー・アジアリーグのひがし北海道に対し、所属選手ら債権者が釧路地裁に15日付で破産を申し立てた。東京商工リサーチによると、負債総額は昨年3月末時点で1億9906万円。新型コロナの影響による売り上げ低迷で経営が悪化し、選手やスタッフへの給与未払いも生じた。
選手の大半や監督、コーチは、釧路市を拠点に新たに発足した「北海道ワイルズ」に移籍する意向を固めたという。新チームはアジアリーグ参入を目指す方針。
ひがし北海道は6日に公式サイトで2カ月分の給与未払いを認めた。その上で、新チーム発足に関して「既存チームのリーグ除名により、新チームの設立とリーグへの新規加盟を目指すような手法は認められるべきではない」と主張した。