4月1日付で就任。法務局に勤めて42年目で、初の苫小牧勤務となる。「港や空港、高速道路を抱え、発展する要素がたくさんある。より住みやすいまちになっていくのでは」と地域の印象を語る。
管轄エリアは東胆振1市4町。「法務局は人権や登記などを扱っており、市民生活と密接に関わっている。市民に寄り添い、信頼される組織であれるよう頑張りたい」と意気込む。
来年4月から義務化される相続登記や、自筆証書遺言書保管制度の広報も活動の軸になると強調。「コロナ禍で十分に周知できなかった。まずは苫小牧で相談会を予定しているが、ニーズがあれば他の町でも開催したい」と話す。
函館市出身。前任は釧路地方法務局北見支局長。趣味は音楽鑑賞。「老後を見据え、最近スポーツジムに通い始めた」と言う。