白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)は28日まで、体験学習館別館2と3で阿寒湖アイヌコタンの歴史や文化を紹介する「伝統ト革新展」を開いている。アイヌ民族文化財団と阿寒アイヌコンサルンの共催。
別館2で開催中の「阿寒湖のフチ・エカシ展」(別館2)は、山本多助氏ら4人がどのような人柄だったかを身近に感じてもらおう―と、親族の思い出話や本人の歌声、演奏の音源を会場で流している。
別館3では、阿寒地域で上演されている舞台「ロストカムイ」の映像を撮影したヨシダナギさんの写真展のほか、30分間の映像を(1)午前10時45分(2)午後0時45分(2)同3時45分(4)同6時―の4回上映している。
また、国立アイヌ民族博物館で14日まで開催中のテーマ展示「アカント ウン コタン―阿寒湖畔のアイヌ文化―」にちなみ13、14の両日、阿寒でしか見られない「ロストカムイ」の特別公演を予定している。
月曜休館。鑑賞は無料だが入場料は別途。