苫小牧市は4月の生活必需品価格動向調査の結果をまとめた。調査対象の全65品目のうち7割以上が前年同月比で値上がりとなっており、物価高の傾向は続いている。
野菜類は全15品目のうち8品目、魚介類も全12品目のうち8品目がそれぞれ前年同月より高値だった。「物価の優等生」と言われる鶏卵(M玉もしくは無記載の10個入り)は前月より5円40銭、前年より42円20銭も値上がりした。高病原性鳥インフルエンザの流行に伴う品不足が価格を押し上げている。
燃料は高値が常態化。家庭用灯油(1リットル)は112円74銭、プロパンガス(5m3)は6601円50銭、ガソリン(フルサービス、1リットル)が166円71銭となった。
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紙面で市の調査品目の一部を掲載しています。全品目については市民生活課のホームページをご覧ください。また、消費生活担当が毎月発行している「くらしのニュース」にも一部掲載しており、市内の食料品店や公共施設でご覧いただけます。
(市民生活課)