むかわ町穂別のほべつ道民の森とアースギャラリー周辺で3、4の両日、「ほべつ道民の森・つつじとアスパラの春まつり」が行われた。新型コロナウイルスの影響で開催は4年ぶり。天候にも恵まれ、町内外から訪れた多くの家族連れらが、旬の味覚と自然の彩りを楽しんだ。
町や観光協会、経済団体などで構成する実行委員会の主催。ブースでは新鮮な穂別産アスパラをはじめ、ゆでアスパラや豚丼、焼きそばにアスパラを添えた料理を販売した。会場はオープン前からアスパラを求める客らでにぎわい、焼き鳥や手打ちそばなども提供された。
道民の森では紫や白のツツジが咲き始め、スタンプラリーや散策を楽しむ家族連れの姿が目立った。家族、親戚で足を運んだ平取町の紫雲古津小学校4年の川島成登君(9)は「スタンプラリーはちょっと難しかったが、全部集めることができて楽しかった。屋台も見てみたい」と笑顔。苫小牧市から訪れた60代の女性はアスパラを購入後、「ツツジはまだ少なめだが、サクラがいい感じですね」と散歩を楽しんだ。
このほか、ツツジの苗木や恐竜グッズの販売、化石から岩石を取り除くクリーニング作業の体験コーナーもあり、子どもたちの人気を集めていた。