苫小牧市表町のグランドホテルニュー王子1階にある、中国料理レストラン「桃苑」は、魚介の調理にクラフトスパイスを使用した「ホッキとホタテの塩炒め」(1900円)を提供している。
合わせ調味料にクラフトスパイスを入れ、ホッキと肉厚のホタテを炒めて作る。スパイス効果で、味の深みが増しているという。濃い味を好む客がいることも意識して料理の上からもスパイスをちらしており、見た目も華やかだ。
スパイス開発メンバーの1人である渡邊直料理長は、「食材を邪魔せずに引き立てる。唯一無二の味の調味料」と説明する。良い香りが食欲をそそり、とろみあるソースも具材によく絡み、口に入れた瞬間にほど良い塩気やうま味を感じる。
大型連休中は禁漁期間のため例外だが、基本は苫小牧産のホッキを使用。渡邊料理長は「ホッキとスパイスという苫小牧のご当地グルメを一度で二つ味わえる」とPRする。
桃苑ではこの他にクラフトスパイスを使ったメニューとして、「樽前湧水豚の食べるラー油ソース」(1300円)も提供。5月12~14日には、母の日に合わせたコース料理の中で、焼きそばを用意する。
苫小牧市表町4の3の1。ランチが午前11時半~午後2時半(ラストオーダー午後2時)、ディナーは午後5時半~同9時半。(同午後8時半)。火曜定休。電話0144(31)3162。