道と札幌市などは28日、新型コロナウイルスの感染者を新たに886人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日を13日連続で上回った。道内の感染者は延べ135万6507人となった。

　死亡したのは、札幌市の1人（90代女性）と函館市の1人（年代・性別非公表）。道内の死者は累計で4595人となった。

　道は479人の感染を確認。管内別の感染者の内訳は胆振57人のほか、釧路104人、石狩77人、十勝35人、渡島30人、根室28人、オホーツク23人、空知15人、上川11人、後志8人、宗谷5人、日高4人、留萌、桧山各1人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは80人だった。

　札幌市は233人、函館市は99人、旭川市は57人、小樽市は18人の感染を確認した。

　新たなクラスター（感染者集団）は、小樽市の高齢者施設（8人感染）で発生した。

　28日現在の重症は前日と同じ2人。入院患者の病床利用数は前日から1床増の212床で、病床使用率は8・8％となっている。