日本地域創生学会(木村俊昭会長、事務局東京)などが主催する「健育」ダンスうんどうinむかわ町が24日、道の駅「四季の館」たんぽぽホールで開かれた。小樽市在住のプロダンサー小林英夫氏を講師に迎え、場所を選ばず、手軽にできる運動を伝えた。
ダンスうんどうは、小林氏が提唱するダンススポーツの初心者学習法。運動不足解消や転倒防止、認知症予防など健康な体づくりに効果的とされ、同学会と町のつながりで今回初めて開催された。
小林氏は「体の健康は血流をよくすること」とし、その場でできる姿勢のつくり方やかかと上げ、太もも上げ、肩甲骨のほぐしなど簡単なメニューを紹介。実技では、参加者に足踏みやタップを組み合わせたプログラムを体験してもらう中で、「途中で間違えたことを認知して修正しようとすることは、認知症予防にもつながる。大事なことは脳を刺激すること」とアドバイスした。
また、「皆さんがまちを出歩くことがまちづくりにもつながる。運動を通して少しでも長く自分で歩けるように」とエールを送った。会場には町民35人ほどが訪れ、体を動かす楽しさを実感していた。