• ニュース, 夕刊時評
  • 2023年4月27日

 よく行く食品店の卵売り場の掲示が、購入数を制限する「お1人さま1パックまで」から、売り切れご免と伝える「本日の入荷予定は○パックです」になった。記者が店に寄る時間には一つもなく、何度も買えずに帰宅している。

 卵は昨年4月の初めまで、特売日なら1パック(10個入り)110円前後で買えた。それが今は、常に300~250円と高値。しかも品薄のため、すぐに品切れになる。昨春以降、苫小牧市の隣まちなどで高病原性鳥インフルエンザが発生したためだが、わずか1年での激変に、事態の深刻さを実感している。

 卵は冷蔵庫に入っていない日がないほど身近な食材。卵掛けご飯をはじめ、卵焼き、煮卵、煎り卵、錦糸卵と多様な姿でおいしくなり、華やかな黄色で食卓や弁当を彩ってくれるからだ。カスタードクリーム、マヨネーズ、卵豆腐と、卵無しにはできない食品もある。代替卵で対応できるとは思えず、高値、品薄の影響は今後も広がるだろう。それでも卵やその製品を食べない選択肢を設けることは難しく、控えめにいただく…ということになりそう。

 春は別れと出会いの季節。今年は「物価と栄養の優等生」とお別れしたが、すてきな出会いは果たしてどこに。(林)

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