道と札幌市などは26日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1021人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は2日連続で1000人を超え、前週の同じ曜日を11日連続で上回った。道内の感染者は延べ135万4756人となった。

　死亡したのは、道発表の居住地非公表の1人（80代男性）。道内の死者は累計で4593人となった。

　道は608人の感染を確認。管内別の感染者（医療機関所在地別）の内訳は、胆振73人のほか、釧路117人、石狩75人、空知64人、十勝49人、オホーツク34人、渡島22人、根室16人、後志、上川各15人、日高13人、宗谷10人、留萌4人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは101人だった。

　札幌市は254人、函館市は106人、小樽市は27人、旭川市は26人の感染を確認した。新たなクラスター（感染者集団）は十勝管内の高齢者施設（6人感染）など計3件発生した。

　26日現在の重症は前日と同じ2人。入院患者の病床利用数は前日から16床増の205床となり、病床使用率は8・5％に上昇した。