白老町認知症の人と家族などの会は21日、2023年度総会を町総合保健福祉センターで開いた。14人が出席し、今年度の事業計画と予算を決定した。役員改選では、会長を設立から3期6年務めた平野弘氏に代わり、吉良哲子副会長を新会長に選任した。
事業計画は▽認知症に関する学習会や介護家族の悩み相談などを行う「家族の集い」を3回開催▽札幌市での全道総会(5月)、全道代表者会議(11月)に参加▽世界アルツハイマーデーの啓発活動(9月)▽高松市で開く認知症の人と家族への援助をすすめる全国研究集会(10月)に会員派遣―などを盛り込んだ。
平野氏は「長い間の支えと協力に感謝する」とあいさつ。吉良新会長は「皆さんの協力を得ながら一緒に会を盛り上げて行きたい」と述べた。
会長を除く役員は次の通り(敬称略)。
▽副会長 平野弘▽理事 池田和正、岩崎良子、小濱敦子▽監事 佐藤良徳