「涙ぐむ眼」に彩り 地域住民ら花壇整備 むかわ

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2023年4月25日
富内地区の住民や町職員らで完成させた今年の「涙ぐむ眼」の花壇

 むかわ町穂別富内の銀河ステーション裏手にある大きな花壇で23日、花植えが行われた。詩人・宮沢賢治が設計した西洋花壇「涙ぐむ眼」を、地域住民が造っていく春の恒例行事で、地域住民や町職員ら25人が約1700株のパンジーで花壇を彩った。

 涙ぐむ眼は、1927(昭和2)年ごろの賢治のノートに記されていた当時では新しかった西洋式花壇の試みの一つ。86年10月限りで廃線となった旧国鉄富内線の線路や駅舎が残る場所に、地域の有志でつくる「ほべつ銀河鉄道の里づくり委員会」(服部啓三会長)が中心となって花壇を整備している。

 花植えは1時間ほど行われ、幅17・5メートル、奥行き9メートルほどの楕円(だえん)形をした花壇には白や黄色、紫など色鮮やかな花々が並んだ。成田忠則副町長は「途中で雪が降るアクシデントもあったが、きれいな花で彩られ、非常に喜ばしい」とあいさつした。

 服部会長は「最盛期は80~100人が花壇整備に集まっていた。(人口減少などにより)人数は少なくなったが、地域に住むほとんどの人が来てくれて作業をすることができた」と感謝の言葉を述べていた。

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