新人で最年少32歳の澤口千里氏は2位で当選を果たした。「多くの期待が寄せられていることに感謝している」と述べ、「新しい風を町政に吹き込みたい」と意気込みを語った。
2020年、結婚を機に厚真町へ移住。2児を育てる母親の立場から「子どもを育てていくためにどんな環境がいいのかという思いと、この町をどうしていきたいのかという思いが合致した」と立候補を決断した。選挙期間中は家族や仲間のサポートを受けながら、子育て世代はもちろん、町内全域、幅広い世代に思いを訴えてきた。
行き届いた子育て環境の充実のほか、Aコープ上厚真店の今月いっぱいでの閉店に伴う買い物対策、地域通貨の利便性向上など解決しなければならない多くの課題に向き合う。「町の隅々まで回って、皆さんが不便に思うことの解消に努める。女性だからこそできることを増やしていきたい」