安平町は「地域ブランド化推進事業支援補助金」の制度利用を希望する個人、事業所などを募集している。地場産品を素材にした商品や道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」で販売する商品の開発を支援する制度で、原材料費、ラベル製作費などに掛かる経費のうち最大50万円を補助する。
支援するのは2事業で、一つは地域資源を活用した商品を開発する「地域特産品開発事業」。町内在住の個人と町内に事業所などを持つ法人・団体を対象とし、ふるさと納税の返礼品に登録された場合には最大50万円(一般の商品開発は上限30万円)を支援する。
もう一つは、道の駅での販売を主目的とした「道の駅新規商品開発事業」で、対象は道内に本店、営業所、事務所などを持つ法人と、町商工会に加盟する町内事業主。経費の2分の1(上限50万円)を補助する。
町によると、2021年度は8件、22年度は6件を採用し、二八蕎麦(そば)やチョコもなか、手づくりジャム、トマトジュース、鉄道関連商品や道の駅オリジナルグッズなどが商品として加わっている。
申し込み希望者は所定の申請書、計画書を作成し、5月31日までに町商工観光課に提出する。6月に審査会を開き、補助の可否を決定する。問い合わせは町商工観光課商工観光労働グループ 電話0145(29)7083。