観光シーズンを控え、白老観光協会は21日、ポロト湖で春の清掃活動を行った。11団体約60人が参加し、自然休養林の散策路や湖岸周辺の美化に汗を流した。
ポロト湖を訪れる観光客に「心のおもてなし」をして自然との触れ合いを楽しんでもらおう―と、観光、環境、文化団体や町内会、漁協などが合同で取り組んでいる恒例行事。福田茂穂会長は「気持ち良く散歩してもらえるよう、きれいにしましょう」と呼び掛けた。
参加者は3班に分かれ、火ばさみとごみ袋を手に、それぞれの担当区域でごみを拾い集めた。ごみは年々少なくなっているものの、ペットボトルや空き缶、お菓子の空き袋など、冬から春先にかけてポイ捨てされたとみられるごみが所々に落ちており、1時間ほどの清掃活動で可燃・不燃を合わせ40リットルのごみ袋30袋分を回収した。