国内初の経口中絶薬、薬事承認へ 英製薬会社開発

  • ニュース, 国内・海外
  • 2023年4月22日

 厚生労働省は21日、薬事・食品衛生審議会の薬事分科会を開き、英製薬会社ラインファーマが開発した人工妊娠中絶のための飲み薬「メフィーゴパック」の薬事承認を了承した。5月にも正式承認される見通し。国内初の経口中絶薬で、手術以外の選択肢が増えることになる。

 厚労省によると、対象は妊娠9週までの妊婦で、2種類の薬を36~48時間の間隔を空けて服用する。「日本初の薬剤で使用経験がない」(同省担当者)として、当面は使用できる医療機関を入院施設のある病院に限定。患者には中絶が確認されるまで院内で待機してもらう。

 海外では自宅での服用を認める国もあることから、市販後に調査を実施した上で、院内待機を引き続き求めるかどうか検討する。製造企業と医療機関には使用実績の報告を求める。

 厚労省の専門部会は1月、メフィーゴパックの承認を了承したが、同省は「慎重な審議が必要」と判断。パブリックコメント(意見公募)を経て、改めて薬事分科会で議論することを決めた。

 当初は3月に審議を予定していたが、約1万2000件の意見が寄せられ、内容の分析に時間がかかるとして延期された。集まった意見のうち、約3分の2が承認に賛成する内容だったという。

 同様の経口中絶薬は1988年にフランスで初めて承認され、少なくとも65以上の国と地域で使用されている。日本では金属製器具による手術が中心で、母体への負担が大きく、医療関係者などから飲み薬の実用化を求める声が上がっていた。

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