73回目を迎える北海道植樹祭が5月28日、厚真町幌内地区で開かれる。森づくりを通して胆振東部地震からの復興を祈念するほか、近隣市町村を含めた胆振地域の魅力発信につなげる。道は同月12日まで、植樹や育樹のセレモニーの参加者を募集している。定員は先着400人。雨天決行で、参加は無料。
森林づくりの意義や森林が持つ多様な機能などを広く普及啓発しようと、1950(昭和25)年から継続されている事業。道民参加による協働の森林づくりを目指し、「森づくり」「木づかい」を一体的にした「北海道・木育(もくいく)フェスタ」として開催されている。
今回は、道や林野庁道森林管理局、道森と緑の会、厚真町が主催する。テーマは「届けよう 未来の世界に この緑」。午前10時から受け付けを開始し、同10時30分から式典、同11時~午後1時にかけて植樹を行う。また、木育マスターなどによるワークショップや木製遊具、パネルの展示も予定している。
参加申込書は「北海道・木育フェスタ2023」のホームページからダウンロードできる。問い合わせは、道水産林務部森林環境局森林活用課木育推進係 電話011(204)5515。