道と札幌市などは19日、新型コロナウイルスの感染者を新たに728人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は4日連続で前週の同じ曜日を上回った。道内の感染者は延べ134万9878人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の2人(60代男性、80代男性)。道内の死者は累計で4581人となった。
道は387人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振40人のほか、石狩47人、空知44人、釧路41人、十勝39人、渡島30人、オホーツク17人、上川16人、宗谷12人、根室10人、後志9人、桧山、日高各7人、留萌3人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは65人だった。
札幌市は214人、旭川市は63人、函館市は51人、小樽市は13人の感染を確認した。新たなクラスター(感染者集団)は、十勝管内の高齢者施設(6人感染)と旭川市の住宅型有料老人ホーム(7人感染)で発生した。
19日現在の重症は前日から1人増の3人。入院患者の病床利用数は前日から2床減の166床で、病床使用率は6・9%に下降した。