道と札幌市などは18日、新型コロナウイルスの感染者を新たに804人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日を3日連続で上回った。道内の感染者は延べ134万9150人となった。

　死亡したのは、道発表の居住地非公表の1人（80代女性）と札幌市の1人（60代女性）。道内の死者は累計で4579人となった。

　道は450人の感染を確認。管内別の感染者（医療機関所在地別）の内訳は、胆振61人のほか、空知66人、石狩50人、十勝41人、オホーツク40人、釧路27人、日高22人、渡島20人、上川17人、根室15人、後志13人、宗谷7人、桧山5人、留萌3人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは63人だった。

　札幌市は252人、旭川市は53人、函館市は35人、小樽市は14人の感染を確認。新たなクラスター（感染者集団）は胆振管内の医療機関（6人感染）など計3件発生した。

　18日現在の重症は前日から1人減の2人。入院患者の病床利用数は前日から16床減の168床となり、病床使用率は7・0％に下降した。