登別マリンパークニクス(登別市登別東町)は11月5日まで、ニクス城2階と4階の特別展示スペースで特別展「エビカニ展」を開催している。
2会場に計21の水槽を配置し、15日に開幕した。各会場で23種、72個体を展示する。
2階では、世界最大の節足動物タカアシガニ、根強い人気を誇り同館で約3年ぶりの展示となるイオウグソクムシなど巨大な個体の一方、海の掃除屋と呼ばれる透明で小さなソリハシコモンエビなどを紹介する。
4階では、なじみ深いイセエビや、チアリーダーのようにイソギンチャクを振り回すキンチャクガニの美しさやかわいらしさ、驚きの生態をパネルと共に伝えている。
マリンパークニクスの広報担当者は「エビやカニの仲間は見落とされがちなのですが、美術館のような落ち着いた雰囲気で探してみると楽しいですよ」と魅力を語る。
29日に始まる大型連休では、人気のペンギンパレードをはじめ、アザラシ、イルカ、イワシのパフォーマンスの回数を増やす予定で、海洋生物の魅力を余すところなくアピールする考えだ。
入場料は中学生以上2800円、4~12歳1400円、3歳以下無料。営業時間は午前9時~午後5時(最終入場は同4時半)。