道と札幌市などは17日、新型コロナウイルスの感染者を新たに163人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日を2日連続で上回った。道内の感染者は延べ134万8346人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の2人(共に70代女性)。道内の死者は累計で4577人となった。
道は61人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、根室8人、石狩、オホーツク各4人、上川2人、十勝、釧路、宗谷、日高、空知各1人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは38人だった。胆振管内の感染確認はなかった。
札幌市は84人、函館市は15人、旭川市は2人、小樽市は1人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は、オホーツク管内の障害者施設(5人感染)で発生した。
17日現在の重症は前日から1人増えて3人。入院患者の病床利用数は前日と同じ184床で、病床使用率は7・6%となっている。