米国のニューヨークを拠点に活動する苫小牧市出身のバレエダンサー河村未来さん(34)が23日午後3時半から、白老町本町のしらおい創造空間「蔵」で創作公演「ダンスと音楽の饗宴」を開く。
出演者は河村さんのほか千歳市出身のバレエダンサー菊地亮佑さん、苫小牧市在住のボーカリスト加藤修平さん、札幌市在住のピアニスト村上明子さんとフルート奏者按田佳央理さん。
同館スタッフの米本智昭さんが「本物の舞台を町民に届けたい」と、2月に共通の知人を介して河村さんに公演を打診し、実現した。
16日にリハーサルで白老入りした河村さんは、会場について「独創的な雰囲気を持った場所。郷土とゆかりのある地で生演奏と踊りを見てもらうのは楽しみ」と語った。米本さんは「海外で活躍するダンサーの踊りを間近で見られる貴重な機会」と来場を呼び掛けた。
河村さんは、6歳で苫小牧バレエ研究所に通い始めた。国内で優秀な成績を収め、14歳で英国ロイヤルバレエスクールに短期留学。米国のバレエ学校ハリッドコンサバトリーを特待生で卒業し、熊川哲也さん主宰のKバレエカンパニーに最年少の18歳で入団。約2年半経験を積み、米国に移住した。現在もニューヨークのバレエ団で活躍している。
チケットは一般2500円、高校生以下1500円、自由席のみ。
予約、問い合わせは米本さん 携帯電話090(6265)0157、
メールアドレスyonemoto_ch@yahoo.co.jp