統一地方選・後半戦で、厚真町議会議員選挙が18日に告示された。立候補者は選挙管理委員会に届け出をした後、選挙戦に突入。それぞれ各地域で遊説し、5日間の舌戦をスタートさせた。投票は23日で、即日開票される。
今回の町議選には定数11に対し、正午までに現職9人、新人4人の計13人が立候補を届け出た。受付会場となった町総合福祉センターには各陣営の代表者が集まり、午前8時30分からのくじ引きで届け順を決め、町選管に書類を提出。運動員用の腕章や街頭演説用の旗など「七つ道具」を受け取った。
現時点での立候補者の内訳は、党派別では共産1人のほかは無所属。男性10人に対し、女性は3人となっている。各候補は選挙事務所前などで出陣式を行った後、選挙カーに乗り込み、町内を遊説。胆振東部地震からの復興やコミュニティーの構築、経済対策、子育て、福祉の充実などを訴え、支援を呼び掛けた。
町選管によると、選挙人名簿登録者数は17日時点で3657人(男性1801人、女性1856人)。期日前投票は19日から22日までの期間、役場庁舎1階第2会議室ででき、21、22日には厚南会館でも行える。
また、日高管内でも平取、新冠、浦河、様似、えりもの5町で町議選が告示され、候補者が第一声を放った。