白老町陣屋町の仙台藩白老元陣屋資料館は5月7日まで、端午の節句企画「武者人形展」を同館ロビーで開いている。昭和初期から平成までに作られた五月人形やかぶとを約20点並べている。
5月5日の端午の節句にちなみ、2004年から続ける行事。
よろい装束の武者人形、弓太刀飾り、かぶとなどを展示する。災厄から子どもを守り、健やかな成長を祈って飾られてきたもので、来館した家族連れは「懐かしい」とわが子が幼かった頃を思い出しながら目を向けていた。
こいのぼりも4日から同館前で掲揚し、吹き流しと大小3匹が春風に乗って元気に泳ぐ姿に町民らが見入っている。
同館では、体験講座「こどもの日イベント」を来月5日午前9時半から正午まで開き、よろい、かぶとの試着体験や手焼きせんべい体験、ドローン実演体験、クイズラリーなどを実施する。参加費は100円。
問い合わせは同館 電話0144(85)2666。