16日に告示された88市長選では、県庁所在市の大分を含む16道府県の25市で無投票当選が決まった。北海道の千歳と砂川は5回連続で無投票となり、ともに新人が初当選。現職が当選したのは19市で、このうち北海道滝川、群馬県高崎、岐阜県山県、大阪府泉佐野は4選を果たした。
県庁所在の5市では、前回無投票だった津と高松で、現職と新人の一騎打ちとなる選挙戦になった。大分は72年ぶりの無投票で、元参院議員の新人が初当選した。
長野県では、県内で告示された諏訪と茅野の2市がともに無投票。岐阜県では、同4市のうち、土岐、山県、瑞穂の3市で無投票となった。
滝川、岩手県北上、石川県野々市、諏訪、山県、奈良県大和高田は3回連続無投票。前回5回連続で無投票だった伊達市と茨城県日立市では、24年ぶりに選挙戦となった。
大阪府守口では、地域政党「大阪維新の会」の新人が初当選した。他は全員が無所属。25人中2人が女性だった。