日差しが和らぎ、胆振東部にパークゴルフシーズンが到来した。安平、厚真の両町でゴルフ場がオープンし、球春を待ちわびた愛好者が町内外から続々と訪れている。各コースで豪快なショットを放ち、久しぶりのプレーを楽しんでいる。
安平山パークゴルフ場(同町追分豊栄)は13日、5コース45ホールを整備して今季の営業を開始した。この時期はまだオープンしていない地域が多いため、札幌方面など道内各地から多くの愛好者が足を運んでいる。
14日に帯広市から仲間で訪れた70代男性は「ここは芝がよく、手入れがしっかりできているコース。アンジュレーション(地形の起伏)があり、フェアウエーも広いので思い切り打てる」と笑顔を見せ、一緒にラウンドする60代の女性は「夏になると、このコースは緑が映えてきれいになるんです」と話した。また、千歳市からも10人ほどの愛好者がグループになり、ラウンドを満喫していた。
同パークゴルフ場は11月3日まで営業予定。営業時間は、午前8時から午後5時まで。料金は大人1日700円(町民は500円)、午前、午後のいずれかの場合は500円(同300円)。子ども(3歳~中学生)は一律1日200円となっている。
厚真町では15日、上厚真、新町の町民広場、本郷いこいの森の各パークゴルフ場が一斉にオープン。多くの愛好者が利用した。
むかわ町では29日、鵡川運動公園パークゴルフ場と穂別ふれあいパークゴルフ場が営業開始を予定している。