むかわ町ふれあい大学の2023年度入学式が13日、町役場に併設する産業会館で行なわれた。新入生が8人加わり、生涯学習をスタートさせた。
心身の健康保持と生きがいづくり、町民交流を促進する学習に取り組む大学。基本講座と課外講座のほか、カラオケ、コーラス、ゲートボール、フロアカーリングなど任意参加の専科活動があり、今年度はウクレレが加わった。
式典には5人が出席。新型コロナウイルス感染症対策として、新入生と運営関係者のみで実施した。学長を務める町教育委員会の長谷川孝雄教育長は「知的好奇心に満ちあふれた皆さんの新たな挑戦の心と学びの姿勢に敬意を表す。多くの方々と交流を深め、一生懸命に取り組むことで豊かな人生につながることを願っている」と激励した。
式典に出席した森川巳喜子さん(82)は「いろんなことを聞いて、少しでもむかわ町のことを知ることができたら。知り合いからカラオケに誘われているので入ろうと思う」と話していた。
同大学には今年度、大学生51人、大学院生14人、研修生107人が在籍している。