白老ライオンズクラブ(LC、広地紀彰会長)は13日、白老町内の4保育園に贈る交通安全の缶バッジ「こぐまクラブワッペン」200個を町役場に届けた。
町内の保育園には、園児や保護者でつくる「こぐまクラブ」があり、年間6回程度、園児が交通安全の基本知識と行動習慣を身に付ける教育活動に取り組んでいる。
白老LCは1982年から缶バッジ寄贈を続けており、今年で41年目。コロナ禍以前は各園のクラブの発会式で園児に贈っていたが、近年は町役場に届け、クラブの発会式には園児の手に届くようにしている。
缶バッジは直径5センチの円形で、黄色地に子グマのイラストが入っている。広地会長が「親の世代も同じデザインで親しまれてきた歴史あるワッペンです」と手渡し、受け取った大塩英男町長は「毎年寄贈いただきありがたい。子どもたちへの安全教育など引き続き支援を」と語った。
今年の町内の新入園児は1日時点で107人。同LCは5月に交通安全街頭啓発を予定している。