道と札幌市などは12日、新型コロナウイルスの感染者を新たに642人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は2日ぶりに前週の同じ曜日を上回った。道内の感染者は延べ134万6402人となった。
死亡したのは旭川市の1人(年代・性別非公表)。道内の死者は累計で4574人となった。
道は284人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振30人のほか、空知39人、石狩35人、オホーツク32人、釧路28人、十勝26人、上川18人、根室9人、渡島、日高各7人、桧山、後志各3人、宗谷2人、留萌1人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは44人だった。
札幌市は193人、函館市は99人、旭川市は50人、小樽市は16人の感染を確認した。新たなクラスター(感染者集団)は、胆振管内の障害者施設(6人感染)、上川管内の障害者施設(9人感染)、旭川市の認知症対応型共同生活介護施設(5人感染)の計3件発生した。
12日現在の重症は前日と同じ2人。入院患者の病床利用数は前日から1床増の190床となり、病床使用率は7・9%に上昇した。