道と札幌市などは11日、新型コロナウイルスの感染者を新たに663人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日と同じだった。道内の感染者は延べ134万5760人となった。

　死亡したのは札幌市の1人（40代女性）、函館市の1人（年代・性別非公表）。道内の死者は累計で4573人となった。

　道は315人の感染を確認。管内別の感染者（医療機関所在地別）の内訳は、胆振49人のほか、十勝41人、上川34人、オホーツク32人、釧路29人、空知24人、石狩18人、渡島16人、根室14人、後志10人、宗谷、日高各5人、桧山、留萌各1人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは36人だった。

　札幌市は228人、旭川市は64人、函館市は43人、小樽市は13人の感染を確認した。新たなクラスター（感染者集団）は、胆振管内の医療機関（16人感染）、函館市の共愛会病院（11人感染）、空知管内の障害者施設（25人感染）など計5件発生した。

　11日現在の重症は前日から2人減って2人。入院患者の病床利用数は前日から13床増の189床となり、病床使用率は7・8％に上昇した。