道と札幌市などは3月31日、新型コロナウイルスの感染者を新たに492人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は2日ぶりに前週の同じ曜日を上回った。道内の感染者は延べ134万838人となった。
死亡したのは、旭川市の1人(年代・性別非公表)。道内の死者は累計で4558人となった。
道は228人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振29人のほか、石狩30人、渡島29人、空知28人、オホーツク24人、後志12人、上川11人、十勝、釧路各10人、日高9人、宗谷3人、桧山、留萌、根室各1人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは30人だった。
札幌市は147人、旭川市は80人、函館市は28人、小樽市は9人の感染を確認
した。新たなクラスターは旭川市の医療機関(14人感染)、上川管内の高齢者施設(10人感染)など計5件発生した。
31日現在の重症は前日と同じ4人。入院患者の病床利用数は前日から1床減の139床で、病床使用率は5・8%となっている。