道と札幌市などは30日、新型コロナウイルス感染者を新たに376人確認し、3人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は8日ぶりに前週の同じ曜日を下回った。道内の感染者は延べ134万346人となり、134万人を超えた。
死亡したのは道発表の居住地非公表2人(70代女性、80代女性)と札幌市の1人(80代女性)。道内の死者は累計4557人となった。
道は163人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振15人のほか、空知21人、石狩18人、オホーツク17人、十勝15人、上川8人、後志7人、釧路6人、渡島5人、日高3人、根室、宗谷各2人。陽性者登録センターは44人だった。
札幌市は148人、旭川市は37人、函館市は25人、小樽市は3人の感染を確認。新規クラスター(感染者集団)は函館市の医療機関など計3件発生した。30日現在の重症は前日から1人減って4人。入院患者の病床利用数は前日から7床減の140床となり、病床使用率は5・8%に下降した。