実釣リポート 結果出ずも本番そろそろ 西港でクロ狙い

  • 釣り
  • 2023年3月30日
2021年4月5日、千歳市の釣り人が入船公園で上げた約40センチのクロガシラ
2021年4月5日、千歳市の釣り人が入船公園で上げた約40センチのクロガシラ
西港の入船公園。人気ポイントだけに今後に期待
西港の入船公園。人気ポイントだけに今後に期待

 苫小牧港・西港の入船公園で3月27日、クロガシラカレイを狙って釣り倶楽部の担当記者がさおを出した。良型クロガシラが釣れ始めていい時期。早春の西港カレイ情報を読者に届けようと勇んで出掛けたが、結果を出せずにさおを畳んだ。

 現地には午前6時に到着。既に2組が入釣し、一等地の角地などで投げ釣りやソフトルアーを使った根魚狙いで反応を探っていた。

 釣り倶楽部担当は公園の東端、フェリー埠頭(ふとう)側に釣座を設けた。重り負荷30号、4メートル強の投げざお2本に2号のナイロンラインを巻いたリールをセット。北西の風が5~6メートルとやや強く、ナイロンでも十分に遠投できる。

 仕掛けは自作の胴突き2本針仕様。遠投用は下針が重りより20センチほど下になるものにし、近めは下針が重りより20センチほど上になる仕掛けを選んだ。餌はしっかりと水分を抜いた塩イソメとホタテのみみだ。

 狙うポイントは、100メートル以上沖の大型船が航行する水深14メートルの深みの水路と、水深がそれより浅くかけ上がりとなる50~60メートル辺り。それぞれに仕掛けを投げ込みカレイの魚信を待った。

 前夜、苫小牧はみぞれが降るなどし、この日は寒い朝。活性が低いのか、魚がいないのか、担当の投げざおにも隣の若者グループにも魚信はないまま時間だけが過ぎる。ほどなく角地の釣り人が釣座を畳み、若者らも「東港に行きます」と言って撤収してしまった。

 入れ替わりで1組が入釣したものの、見る限り互いに魚信のない状態が続いた。何度か交換した餌は、投げ込んだ時と同じ状態で戻る。釣り始めて3時間、心が折れて撤収を決めた。

 この時期の入船公園の取材では、2021年4月5日に千歳市の釣り人が40センチのクロガシラを上げていた。担当も毎年3月下旬から5月にここでさおを出し、クロガシラやアブラコ、随分以前にはマコガレイを釣った。マコはそれと分からずクロガシラと思い込んでいたら、隣の釣り人に「マコだ」と断言された。よく見るとひれの条紋は淡く、両眼の間にうろこがあり、図鑑を調べて納得した。刺し身の味わいは格別だった。

 今季のクロガシラは既に東港で釣果が聞かれているが、西港の情報は少ない。4月の声を聞くと本格化するはず。良型カレイが上がる西港の今後が気になる。

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