アイスホッケーアジアリーグのレッドイーグルス北海道は21日、23日からのアニャンアイスアリーナ=韓国=で行われるプレーオフファイナルに向け、苫小牧を出発した。100人を超えるファンが見送りに駆け付け、リーグ制覇に向かう選手たちを後押しした。
この日は午前8時半から白鳥王子アイスアリーナ=苫小牧市=で氷上練習を行い、遠征前の最終調整に励んだ。その後はバスに荷物を搬入後、ファンに見送られながらバスに乗り込んだ。
ユニホーム姿で駆け付けた中江朔太郎君(7)、颯介ちゃん(5)は、前日の夜にしたためた「まけるな!レッドイーグルス」の応援メッセージを手に選手たちとハイタッチ。「パスをつないでどんどんゴールを決めてほしい」と選手たちに期待を寄せた。
- 苫西高1年生、POファイナル初戦を観戦
レッドイーグルス北海道は18日、苫小牧西高校の1年生25人を試合(プレーオフファイナル)に無料招待した。レギュラーリーグ首位のHLアニャン戦での4―1の快勝に、生徒たちは大盛り上がりだった。
同校は今年度から「総合的な探求の時間」で苫小牧市内の7事業者とともに地域活性化を考える授業を展開している。そこでレッドイーグルスと連携し、生徒たちによる試合の来場者増加に向けた施策の考案などを行ってきた。
この日は試合のインターバルに行われるイベントに眞田寧帆さん(1年)が参加。前身の王子イーグルス時代からチームを応援していた眞田さんは、授業でもレッドイーグルスを希望していたが、人数が多く別分野を選択したという。「来年こそはレッドイーグルスを選んで、いろんなことに挑戦してみたい」と話した。