道と札幌市などは19日、新型コロナウイルスの感染者を新たに179人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は16日連続で前週の同じ曜日を下回った。道内の感染者は延べ133万6748人となった。

　死亡したのは、札幌市の1人（80代男性）。道内の死者は累計で4547人となった。

　道は65人の感染を確認。管内別の感染者（医療機関所在地別）の内訳は、胆振4人のほか、石狩8人、渡島7人、オホーツク5人、空知、後志各4人、十勝3人、日高、桧山、上川、釧路各1人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは26人だった。

　札幌市は72人、旭川市は24人、函館市は15人、小樽市は3人の感染を確認した。

　新たなクラスター（感染者集団）の発生はなかった。

　19日現在の重症は前日と同じ3人。入院患者の病床利用数は前日から3床増の158床となり、病床使用率は6・6％に上昇した。　　　　　◇

　道と札幌市などは18日、新型コロナウイルスの感染者を新たに328人確認し、2人が死亡したと発表した。

　死亡したのは、道発表の居住地非公表の1人（80代男性）と札幌市の1人（70代女性）。

　道は179人の感染を確認。管内別の感染者の内訳は、胆振26人のほか、十勝28人、石狩19人、釧路16人、空知14人、上川10人、宗谷、日高各7人、桧山6人、後志、渡島、オホーツク各5人、根室2人。陽性者登録センターは29人だった。

　札幌市は85人、旭川市は39人、函館市は15人、小樽市は10人の感染を確認した。新たなクラスターは、釧路管内の高齢者施設2件が発生した。