「糖質カット」炊飯器に注意 水分量増加も総量に大差なし―景表法違反の疑い・国民生活センター

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  • 2023年3月20日

 ご飯の糖質を低減させるとうたう電気炊飯器に関する相談が相次ぎ、国民生活センターが注意を呼び掛けている。一部製品では糖質の総量に大きな差がなく、広告で示した低減率も満たさなかったとして、消費者庁に事業者への指導を求めた。

 「糖質カット」をうたう炊飯器は、健康への関心の高まりやコロナ太り解消のダイエット目的から注目が集まっている。同センターへの相談件数は2020年度までは年間数件にとどまっていたが、21年度は176件と急増。22年度も今年1月末時点で61件と高水準で推移しており、「使用しても血糖値に全く変化がない」などの相談が寄せられた。

 このため同センターは22年11月~今年1月、大手通販サイトや家電量販店で売られていた6製品を対象にテストを実施。その結果、全ての製品で糖質カット機能による炊飯は通常のものより水分量が約1~2割増え、同じ重さ当たりの糖質の割合は相対的に低下したものの、糖質の総量に大きな差は見られなかった。

 また、「最大54%カット」など大幅な糖質低減効果があるとウェブサイトで広告していた5製品のうち、4製品は表示された数値を満たしていなかった。

 同センターは、こうした製品は景品表示法に違反する疑いがあるとしている。担当者は「ご飯に含まれている水分が多くなるが、全て食べたら摂取する糖質量に大きな差はない。食べる量に注意してほしい」と話した。

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