道と札幌市などは17日、新型コロナウイルスの感染者を新たに361人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は14日連続で前週の同じ曜日を下回った。道内の感染者は延べ133万6241人となった。

　死亡したのは、札幌市の1人（80代男性）。道内の死者は累計で4544人となった。

　道は177人の感染を確認。管内別の感染者（医療機関所在地別）の内訳は、胆振20人のほか、石狩24人、十勝19人、上川18人、空知、釧路、宗谷各13人、渡島11人、日高9人、オホーツク6人、桧山2人、後志1人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは28人だった。

　札幌市は120人、旭川市は33人、函館市は23人、小樽市は8人の感染を確認した。新たなクラスター（感染者集団）の発生はなかった。

　17日現在の重症は前日と同じ3人。入院患者の病床利用数も前日と同じ161床で、病床使用率は6・7％となっている。