道と札幌市などは14日、新型コロナウイルスの感染者を新たに501人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は11日連続で前週の同じ曜日を下回った。道内の感染者は延べ133万5090人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の1人(80代男性)。道内の死者は累計で4542人となった。
道は284人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振36人のほか、十勝46人、石狩35人、釧路23人、空知22人、オホーツク19人、日高14人、上川13人、宗谷12人、渡島10人、桧山、後志各5人、根室2人、留萌1人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは41人だった。
札幌市は139人、旭川市は52人、函館市は15人、小樽市は11人の感染を確認した。新たなクラスター(感染者集団)は、十勝管内の高齢者施設(5人感染)と上川管内の高齢者施設(5人感染)で発生した。
14日現在の重症は前日から1人増えて3人。入院患者の病床利用数は前日から5床減の162床となり、病床使用率は6・7%に下降した。