道と札幌市などは10日、新型コロナウイルスの感染者を新たに367人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日を7日連続で下回った。道内の感染者は延べ133万3902人となった。
死亡したのは、札幌市の1人(50代男性)と函館市の1人(年代・性別非公表)。道内の死者は累計で4537人となった。
道は172人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振36人のほか、十勝25人、空知22人、石狩16人、宗谷12人、オホーツク10人、渡島7人、釧路5人、上川4人、桧山、日高各2人、後志1人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは30人だった。
札幌市は123人、旭川市は40人、函館市は29人、小樽市は3人の感染を確認した。新たなクラスター(感染者集団)の発生は2日連続でなかった。
10日現在の重症は前日と同じ2人。入院患者の病床利用数は前日から4床減の186床となり、病床使用率は7・7%に下降した。