飼養

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2023年3月10日

 認知症は誰もが、年を取るほど、なる可能性がある。65歳以上の5人に1人は認知症になるという推計もある。普段から生活習慣の改善や予防的な運動を心掛けること、早期に発見や治療をするためにも症状やサインを見逃さないことが重要だ。知識としてはあったが、犬も認知症になるとは、思ってもいなかった。

 愛犬が老化では片付けられない行動を繰り返すようになった。今年で18歳になるおじいちゃん犬。壁に頭から何度もぶつかったり、毛布に絡まって動けなくなったり。必ず屋外でしていた排せつも、室内でするようになった。おむつが欠かせないが、外れていることも多い。

 けがや汚物対策で一部屋を与えたが、より単調な生活になりがちで、症状が良くなるはずもない。最近は足も小刻みに震え、四肢で支えるのも数分がやっと。大好きだった散歩も、嫌がるようになった。視力、聴力、嗅覚は日に日に衰え、寝ていることが多くなった。

 飼い主が動物の命を終えるまで適切に飼う「終生飼養」の責任。改正動物愛護管理法に明記されてから今年で10年になる。ペットの一生と向き合う覚悟や環境を整えることは当然ながら大変だ。無垢(むく)な寝顔を見せる愛犬をマッサージしながら、改めて考える。(金)

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