道と札幌市などは5日、新型コロナウイルスの感染者を新たに277人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日を2日連続で下回った。道内の感染者は延べ133万2010人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の2人(60代男性、80代男性)。道内の死者は累計で4527人となった。
道は102人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振9人のほか、石狩19人、オホーツク13人、渡島11人、十勝6人、釧路5人、空知4人、上川、後志各3人、日高、宗谷各2人、留萌1人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは24人だった。
札幌市は97人、函館市は39人、旭川市は33人、小樽市は6人の感染を確認した。新たなクラスター(感染者集団)の発生はなかった。
5日現在の重症は前日と同じ2人。入院患者の病床利用数は前日から5床減の220床となり、病床使用率は9・1%に下降した。
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道と札幌市などは4日、新型コロナウイルスの感染者を新たに373人確認し、2人が死亡したと発表した。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の1人(80代男性)と札幌市の1人(80代女性)。
道は165人の感染を確認。管内別の感染者の内訳は、胆振11人のほか、十勝28人、渡島19人、空知16人、石狩15人、オホーツク14人、釧路11人、留萌6人、宗谷5人、後志、日高各4人、上川3人、根室2人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは27人だった。
札幌市は131人、函館市は32人、旭川市は29人、小樽市は16人の感染を確認した。新たなクラスターは空知管内の高齢者施設(5人感染)と十勝管内の高齢者施設(7人感染)で発生した。